学生時代、なりたかったもの

私は、中学校まで将来の夢として「警察官」を目指していた。

理由はいくつかある。

一つは、幼い頃から空手を習っていて空手を生かせるものは何か考えた時に警察官が思い浮かんだから。

そしてその習っていた空手の師範が刑事さんだったのでその師範に対する憧れがあったからだ。

二つ目は自営業で花屋を営んでいる父の店にお客さんとして交番勤務の警察官がよく来てくれて仲が良かったからだ。

そして三つ目は、警察24時をみていてとてもかっこいい警察官の憧れたから。

 

警察24時に関しては賛否両論あると思う。

例えば、撮影中だけちゃんと業務をこなしているだけなのではないか。とか

良い所しか写していない。とか

 

しかし、当時小学生や中学生だった私には素直に警察官がかっこいいと思えた。

実際、警察という組織が日本になかったら言わずもがなめちゃめちゃな国になっているはずだ。

世の中の犯罪を抑制してくれる警察官はやはりかっこいいものだと思う。

 

様々な技術を屈指して犯罪と戦う正義感に魅力を感じるのは自然なことだと思う。

 

しかしその正義感があるが故に交通機動隊の白バイ隊員が殉職する話は少なくないようだ。

他人事のようだが側から見ると命をも捧げる正義感のある警察官には惚れ惚れする。

 

そんなことが怖くなって今は警察官になりたいという気持ちが薄れて来てしまっている。